今年で28年目を迎えたオーストラリア・ツンバロータリークラブとの交換学生プログラム、今年は3名の学生が、オーストラリア・ツウンバRCに出発しました。
1986年から始まったツンバクラブとの相互訪問というこのプログラムが今日まで続けてこれたのはクラブ会員・ファミリーのご協力の賜物で大変感謝しているところです。
ロータリーを通じての相互の信頼と友情の証であり、次世代の子ども達の礎になりますよう、水海道RCのメイン事業として続けて行きたいと思います。
2014‐2015年度水海道ロータリークラブ 国際奉仕委員会 委員長 北村英明 |
○オリエンテーション○例会での出国挨拶から帰国
○例会にて帰国報告までの様子を紹介いたします。 |
↓平成26年7月 PM6:00~ 糀屋 |
夕食をかねて質疑応答、体験談 |
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水海道クラブ会員と記念撮影。 |
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↓平成25年8月1日(水)例会場
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S・Sさん |
今回、この夏季交換学生プログラムに参加させていただくことになり、本当にありがとうございます。30年近くもの歴史ある行事に参加できることをとてもうれしく思っています。
このプログラムの目的は、他国の困難と達成について現地で学ぶこと、国際概念・理解の成長とともに個人として成長すること、世界についての視野を広め、また自分自身の理解も深めて帰国することとあるので、帰国したときにどんなことを見て、体験したか、それらを通して何を知り、感じてきたかなど一段と成長した私を見せられたらいいなと思っています。
私は今大学で建築について学んでいるので、異文化の建物、人々のくらしに直接触れられるこの機会をとても楽しみにしています。環境や文化が違えば建物の形状・用途などがかわるので、そういう細かいところにさりげなく注目して街中を見てみたいなと考えています。オーストラリアには行った事がなく、サンゴ礁が多く海がきれいだとか、オリンピックの会場だったり、カンガルーとコアラ、ぐらいの認識しかなく、建物に関しての知識があまりないということに気づきました。
海外の建物は日本とは見た目も中の空間も大きく異なっているとよく聞きます。今回、一般家庭の中に混ざって生活できるという貴重な体験をすることができるので、日本と異なる環境・文化で人々のくらしはどのように変わるのかを体験して、これからの建築に対する見方や、自身で設計するにあたって活かしていきたいと思います。
他国に行くということは、言葉の壁に必ずあたってしまうと思います。私は英語があまり得意ではないので、ホストファミリーとうまくコミュニケーションがとれるかなど不安なことがあります。大学から帰る途中で、外国人の観光客に道を尋ねられたことがあったのですが、相手が何を言っているかなかなか聴き取れずに苦労したことがありました。
最終的に道の説明ができないからその場所まで一緒に行くということになったりしました。なので、この夏季交換学生プログラムでは少しでも多く自分から話しかけることを目標にしようと思います。ステイ先に歳が近い娘さんがいると聞いたので、オーストラリアでの若者事情を聞いたり、日本ではこうなんだよといろんな話ができるといいなと思います。
コミュニケーションをたくさんとって、相手に伝えるということをして、他国の人たちと繋がりをつくりたいと思います。 |
S・Nさん(S・Sさん代読) |
私は今回このような素晴らしい機会を頂けたことをとても嬉しくおもっています。だからこの機会を活かすためにいくつかの目標をたてました。まずオーストラリア、ツウンバについて知ることです。私は幼いころから家族旅行で日本国内の様々なところへ連れて行ってもらいました。行く先々にはそれぞれ違った方言や文化、気候などがあってとても面白かったことを覚えています。
しかし海外にはあまり行った事がありません。人生で初めて海外に行ったのは高校の修学旅行でグアムに行ったときです。初めて入国審査を受けた時のドキドキは今も忘れられない思い出のひとつです。3泊4日という短い期間でしたが現地のスーパーやショッピングモールで買い物をしたり、高校の授業に参加したりとグアムで暮らす人たちの生活を少し知ることができたと感じました。
そして今回、私にとって人生で2回目となる海外での滞在はホームステイという現地の生活スタイルを直に知ることができる形なのでより多くのことを知ることができると思います。特に私が知りたいのは向こうの若い人たちの間で流行っているものです。
日本の若者の間で流行っているものがあるようにオーストラリアで暮らす若者の間にも流行りのものがあると思います。しかし私たちが日ごろニュースなどのメディアで目にする海外の流行はアメリカやアジア諸国のものばかりで、オーストラリアの流行を知ることができる機会はなかなかありません。だから今回は現地での生活を通して何が流行っているのかを知りたいと思います。
2つ目の目標はツウンバでの生活を通して日本を再発見することです。大学生活の中で外国人の先生の授業を受けることがよくあるのですが、ほとんどの先生はよく自分の出身の国についての話をしてくれます。食文化や気候、そして日本との違い。その話を聞いていく中で私が思ったのは「自分はこんな風に日本について話す事ができるかな?」ということです。
文化や気候は日本の中で暮らしているだけでもわかることだと思います。しかし生活の中にしみ込んでいる日本独自の風習は馴染みが深すぎで日本の中にいるとわからなくなってしまっている気がします。だから今回の日本を離れ、ツウンバで生活する中で「今まで当たり前だと思っていたことが当り前じゃなかった!」というようなことを見つけられたらいいなと思っています。
そして最後の目標はホストファミリーやツウンバで出会う人たちと沢山喋ることです。私は英文学科に在籍しているので、授業のときどうしても英語を話すことが必要になってきます。また時には国際交流のイベントに参加したりもします。その様なときに一番悔しいことは自分の思っていることが言葉にできないことです。特に国際交流のイベントでは会話のスピードが速く、考える間もなく話題が移って行ってしまいます。
聞き取ることだけで終わってしまった、そんなことも沢山ありました。その様な状況に直面するたびに自分が伝えたいこと、考えていることを相手に伝えることは言葉が英語になるだけでこんなにも難しいものになってしまうのだと思い知らされます。だからホームステイ先では沢山喋って、少しでも英語を喋るということに慣れたいと思っています。そして沢山の会話を通じてホストファミリー達との仲を深められればいいなと思っています。 |
M・Fさん(五木田裕一会員代読) |
こんにちは。今年度水海道ロータリークラブ夏季交換留学生プログラムに参加させて頂くことになりました。M・Fと申します。まずはじめに、今回このような貴重な体験のできる機会を与えて頂けたこと、この場を借りて御礼申し上げます。できることならきちんと自分の口゛思いを伝えるべきなのですが、大学のテストがあり、代読という形をとらせて頂きました。申し訳ありません。
おととし妹がこちらのプログラムに参加させて頂き、「本当に楽しかった」「オーストラリアとてもいい所だよ」と言っていたので、機会があれば私も行きたい!とずっと父に話していました。そして今回機会を与えて頂けたこと大変嬉しく思います。
私は、ポジティブな性格ということもあり、不安よりも楽しみという気持ちの方が何倍も大きいです。オーストラリアでは「どんな人々に出会えるかな」「どんな体験がきるかな」「どんなおいしいものが食べられるかな」とワクワクしています。また、今回一緒に参加する心強い仲間がいるので、3人で力を合わせてオーストラリアに日本の良さを伝え、そしてオーストラリアでしかできない経験をして来たいです。
一応3人の中では一番年上なので頼りになるお姉さん的存在になれたらいいなと思っています。ですが、私自身英語は苦手です。今になってもっと英語の勉強をしっかりやっておけば良かったと少し後悔しています。しかし、せっかくの機会ですのでホストファミリーと積極的に会話をし、少しでも英語でのコミュニケーションに慣れたいです。
支援してくださったロータリークラブの方々の期待に応えられるよう頑張りたいと思います。オーストラリアには、ミートパイやフィッシュ・アンドチップスなどおいしいものがたくさんあるので、これ以上太らない様気をつけます。帰国後の報告会でより一層まるくなった姿でお会いすることになりましたら、ぜひ太りましたねと優しく声をかけて下さい。
私らしく明るく元気いっぱいにオーストラリアの生活を満喫し、充実した10日間にしたいと思います。 |
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↓平成26年8月8日 |
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クラブ事務所前から成田空港へ出国の日、成田空港内で記念ショット。 |
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平成26年8月20日 |
S・Sさん |
10日間ほどの短い間でしたが、人生で一度しかできないような体験をさせて頂きました。オーストラリアでの日々は毎日が充実していて、忘れられない思い出となりました。
1日目、オーストラリア生活初日は英語を聞き取るので精一杯で、観光を楽しむというよりすごく緊張していたのを覚えています。でも日に日に耳が慣れてきて、質問にも答えられるようになってきました。あと、ジェスチャーで気持ちを伝えられるということも学びました。5日目に行った綿花畑は普通の観光では滅多に行くことがないので、すごく貴重な体験をさせて頂けたなと思いました。
ツウンバロータリーの娘さんたちと一緒に動物園やシーワールドに行けたのはとても楽しかったです。歳が近いのでいろんな話ができました。ホームステイ先の家族がとても優しく、親切にいろいろよくしてくれて、お別れのときは泣いてしまいました。
また会いに来てねと言ってくれたので、今よりももっと英語を勉強してまたオーストラリア皆さんに会いに行こうと思います。このような素晴らしい体験ができたのは水海道ロータリークラブの皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。 |
S・Nさん |
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私は今回このホームステイに参加することができて本当に本当に良かったと思いました。なぜならオーストラリアがとても素晴らしい国だと知ることができたからです。また、実際に行かないとわからないことも知ることができたからです。百聞は一見に如かずとは正にこのことだなと思う場面が沢山ありました。
普通の旅行では見ることができない景色が見られたこと、行くことができないような場所にも行けたことなどの貴重な体験の数々は私の宝物になりました。中でも一番感動したことは野生動物です。
少し田舎のほうに行くと本当にエミューやカンガルーなどの動物が畑のなかや道端にいるのを見たときはとても感動しました。
ホストファミリーの方々はとても優しく、つたない英語もちゃんと理解してくれ、積極的に会話を持ちかけてくれました。オーストラリアの伝統や自然、日本での生活や家族について互いに色々なことを教えたり聞いたりしました。
そうしていくうちに最初よりも英語が聞き取れるようになって、最後にはホストマザーに「来たときよりも英語上手になったね。」と言ってもらえました。大学で英語をしている私にとってその言葉はとっても嬉しいものでした。
本当に今回このホームステイに参加できたことをとても幸せに思います。ありがとうございました。 |
M・Fさん |
こんにちは。今日は例会にご招待いただきありがとうございます。無事、心身ともに大きく成長し日本に帰ってきました。この場をお借りして、オーストラリアの報告をさせていただきます。
10日間という短い期間でしたが、一生忘れない思い出になりました。一番の思い出は?と聞かれても一つに絞れなく、一日一日がびっくりするくらい充実していました。また、ツウンバロータリークラブの皆さんには、とっても親切にしていただきました。
毎日いろいろな場所に連れて行っていただき、ホームステイも含め普通の旅行では絶対に経験することが出来ないようなことをさせていただきました。本当に楽しかった、の一言です。
また、このホームステイを通して自分の英語の出来なさを痛感しました。今まで何ヶ国か海外旅行に行っていますが、必要最低限の英語しか使わなくなんとかなっていたので、今回も大丈夫だろうと少し自信がありました。しかし、ホームステイさせていただきもっと英語の勉強しておけば良かったなと思いました。
聞き取ることで精一杯で、自分から相手に伝えるときは簡単な単語やGoogleの翻訳機能を使い会話していました。今回のホームステイで改めて英語の大切を感じました。英語の勉強しっかりし、今度ホストファミリーにお会いしたとき「英語上手になったね」と言われるようになりたいです。
最後に、この度素敵な経験をする機会を与えてくださった水海道ロータリークラブの皆さんにはとても感謝しています。ツウンバロータリークラブの皆さんやそのご子息の方とお話し、改めてこの交換短期留学は素晴らしいプログラムだと思いました。
このプログラムが続き、私のような気持ちになれる人が増えればいいと思います。水海道ロータリークラブのますますのご発展と、水海道とツウンバ両クラブの交友が末永く続いていくことを御祈り申し上げます。本当にありがとうございました。 |
ホームステイ スナップ
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事業を終えて
3人の学生が無事に帰国して安堵しました。それぞれに貴重な体験をされてきたようです。水海道クラブ会員、ツウンバRC会員のご協力があったからこそと感謝しています。
水海道ロータリークラブ継続事業が次世代を担う学生たちにお役に立てたこと、委員会のメンバー一同、喜ばしい限りです。
水海道ロータリークラブ 国際奉仕委員会 委員長 北村英明 |
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