◆水海道ロータリークラブ 国際奉仕委員会                       
Mitsukaido Rotary Club ☆ young people exchange student program
姉妹提携クラブ:オーストラリア:ツウンバRC
A twinning club: Australia: Towwomba RC

 今年で21年目を迎えたオーストラリア・ツンバロータリークラブとの交換学生プログラム、今年は2名の高校生と大学生1名が、オーストラリア・ツウンバRCに出発しました。
 1986年から始まったツンバクラブとの相互訪問というこのプログラムが今日まで続けてこれたのはクラブ会員・ファミリーのご協力の賜物で大変感謝しているところです。
 ロータリーを通じての相互の信頼と友情の証であり、次世代の子ども達の礎になりますよう、水海道RCのメイン事業として続けて行きたいと思います。
このページでは例会での出国挨拶から帰国までの様子を取り上げます。
8月1日水海道ロータリークラブ例会に参加。この日は井上ガバナー公式訪問の日でした。
それぞれに出国に際して熱いメッセージを述べられました。
↑8月5日、出国の日、クラブ事務所前、そして成田空港内で記念ショット。
説明会の開催、ツウンバRCとの交渉出国、帰国の手続き等、
国際奉仕委員会のメンバーがそれぞれの役割を担い、実現に至りました。
↓8月19日 帰国、出国の時に比べて、表情にも余裕が出たみたいです。
充実した2週間だったことでしょう。
↓8月22日水海道RC例会で帰国報告
 水海道ロータリークラブの皆様、こんにちは。この度お陰さまで、無事にToowoomba での2週間のステイを終えることができました。何もかもが初めて見るもの・体験するものばかりで、毎日が驚きの連続でした。飛行機に乗って8時間強かけてブリスベン空港に到着し、待ち合わせがうまくいかなかった時は、幸先が悪いと思い、3 人ともかなり焦りました。でもその後、ウィートリーご夫妻に無事お会いでき、私たちのホームステイが始まりました。最初は真夏だった日本との気温の違いに慣れることができず、また水不足が深刻なこともあってお風呂はシャワーしか使わなかったので、非常に寒かったのを覚えています。

 また、最初は英語の発音を聞き取るのが難しいなとも感じました。ですが、積極的に話すように心がけ、つたなくても自分の言葉でしゃべるよう務めるうちに、『英語が通じる面白さ』というものを感じました。私がお世話になったウィートリーご夫妻のお宅には、毎朝コックバロー(ワライカワセミ)というオーストラリアで最も有名な野鳥がエサを貰いに来ていて、私も毎朝お肉をあげていました。Toowoomba ロータリークラブの方々には、非常によくして頂きました。
 Toowoomba の市内のツアーに連れて行って頂いたり、オーストラリア動物園に行ってクロコダイル(ワニ)のショーを見たり、地元の私立女子高校、小学校や専科大学、総合大学に行ったり、バーベキューをしたり、博物館に行ったり、劇場で中国雑技団のショーを見たり、昔ながらの古い家がそのままの状態で保存されている村に行ったり、ショッピングセンターに行って洋書やお菓子を沢山買ったり、チンチラというToowoomba から二時間ほど離れた村の農場に一泊したりしました。チンチラでは、子豚や子羊、牧羊犬ならぬ牧牛犬と遊んだり、夜はチンチラロータリークラブの例会にも出席したりしました。
 また、持っていった味噌などを使ってホストファミリーに日本食を作ってあげたり、ハイキングに行ってちょっと危ない山を下ってスリリングな思いをしたり、Toowoomb の市長さんに表敬訪問をしたりしました。日本に帰る日の前日はブリスベン空港近くのホテルに泊まりました。City Cat というボートに乗って都会の摩天楼の中を流れる川を進んだり、コアラ園に行ってコアラと記念撮影をしたり、カンガルーにエサをやれたりもできました。最も心に残っているのは、南半球の満天の星空を見られたことです。ロータリアンの方の中に、すごく本格的で大きな天体望遠鏡を持っている方がいて、その方のお庭で、南十字星やジュピター、天の川、流れ星を見ました。
 日本にいては絶対に見られないものを見ることができ、本当に素晴らしい経験をさせて頂きました。また、チンチラの農場では、軽トラックの後ろに立ち乗りをして農場の中を走らせて頂きましたが、そのときに野生のカンガルーの群れを見つけ、並走したときは、言葉にできない感動を覚えました。
 Toowoomba で私がさせて頂いた沢山の経験はまだまだ語りつくせませんが、この交換学生の制度のお陰で、本当にかけがえのない経験をさせて頂きました。交換学生の為にご奔走頂いた方々、関わって頂いたすべての方々、そして水海道ロータリークラブの皆様、心より御礼申し上げます。
本当にどうもありがとうございました。
 オーストラリアでの2週間という長い期間を終え、無事に帰国する事ができました。外国へ行くのは初めてで飛行機へ乗るのも初めてという、私にとっては何もかもが新鮮で新しい経験でした。向こうに着いてから中々ホストファミリーと会えないというトラブルもありましたが日本と違う生活文化、食文化を経験する事ができてとてもうれしく思います。

 オーストラリアに行って1番良かった事は、水について深く考えさせられたことです。日本人とオーストラリアの人は水の使い方が全く異なり、少しの水でも大事にしていました。私はそれを見て、「日本は贅沢だなあ」と思いました。日本ももっと水を大事にしなくてはいけないんだということを改めて実感できたことが一番の習得です。そのほかにもオーストラリアでしか見られない動物や、美しい星空、ツウンバのロータリークラブのあたたかい雰囲気を体感できたことは私の一生の思い出となりました。

 この経験を通じて、たくさんのことを学ぶことができました。これからもいっそう英語の学習に励んでいきたいと思います。このような貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。そしてロータリークラブの皆様、大変お世話になりました。
 今回オーストラリアのトゥーンバに行き、最後の5日くらいは風邪をひいてしまいましたが無事に帰ってくることができました。日本では体験できないような英語漬けの毎日で、行く前よりは英語がよく聞き取れ話せるようになったと思います。また環境的な面でも、あちらは水不足で日本がいかに恵まれた環境であるかということ、また水の大切さを改めて実感しました。そして日本からは見えない南半球の美しい星空を見れたことが、1番よかったことだと思います。本当にありがとうございました。
事業を終えて
 3人の学生が無事に帰国して安堵しました。保護者に方々にとりましても何かと心配の尽きない2週間であったことと思います。出国手続き、例会で出国挨拶、成田送り迎え、オーストラリア・ツウンバRCでの受け入れ、滞在、おもてなし等々、水海道クラブ員、ツウンバRC会員のご協力があったからこそと感謝しています。
 報告のとおり、3名の学生たちは貴重な経験をしてきました。水海道ロータリークラブ継続事業が次世代を担う学生たちにお役に立てたこと、委員会のメンバー一同、喜ばしい限りです。

                       水海道ロータリークラブ 国際奉仕委員会 委員長 五木田利明
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