外部卓話 長谷川典子様 茨城県議会議員
2006年1月11日例会
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。
県会議員になって3年目を過ぎたところなので、ようやく茨城県の
ことが分かりつつあるというのが本音です。昨年の大きな事として、

・ つくばエクスプレスの開業

・ 合併 1月1日現在 市30、町15、村5・・・・50の市町村。

3月1日には、市町村数は44になる予定新年になり、株が上がったり等の
景気の良い話題が伝わってきていますが、茨城全体を見ますとニートや
フリーターが多い状況で、これをどうするかということが茨城県の大きな課題に
なっています。

また、政府では三位一体の改革を進めてきていますが、地方にとっては大変
苦しい状態になっているのも事実です。

義務教育の国庫負担の引き下げ、児童手当の国の負担率の引き下げ等々。

茨城県のキャッチフレーズは、活力ある茨城を造ろうということで、県の60分構想と
いう推進をしております。県内各地を60分で移動できる道路を作る。

常総市にとっては、圏央道が大変重要になっており、平成24年には五霞町から
つくば間が開通の予定です。

今年度は県出資団体等調査特別委員会の委員ですが、12月に中間のまとめが出来ました。
一番問題なのは、県立病院の経営。負担になっているのが人件費です。

私がこの委員会に入って思った事は、先送りされたつけが廻ってきた。
団体役員の天下りが非常に問題があるのではないかと思っています。

人口減少、少子高齢化を迎える中で、県のあり方は私達一人一人の生活にかかってくる
問題だと思います。開発は必要だが、教育がどうあるか、家庭がどうあるかを一緒になって
いかなければ福祉の向上が成り立っていかないと思います。

一人一人の幸せをどう求めていくかを開発の中に入れ、考えていく必要があるのでは
ないかと感じています。