水海道ロータリークラブ会長幹事挨拶
2013-2014年度 水海道RC 会長 熊谷 昇   幹事 染谷秀雄                         
2013-14年度 会長方針
御挨拶を申し上げます。
 2013〜14年度、水海道ロータリークラブ第51代目会長を務めさせていただきます。

 私が今ここに立ち挨拶ができるのも多くの先輩方のお蔭です。
 目の前におられる先輩方、すでに退会され、或いは他界された多くの先輩方…。我々が先輩方から受け継いだ最大の財産、それは「何よりもクラブを大切にする」という“思いやりの精神”ではないでしょうか?

 世界は凄まじい速さで変化し続けています。「ロータリークラブにも生き残りを賭けた戦いが始まっている」と言う見方もあります。それに対する受け取り方は人それぞれでしょうが、“学ぶことを怠らず、変化を楽しむ”生き方を選択すれば、未来はきっと希望に満ちたものになると思います。

 会員の皆様には、熊谷君でだいじょうぶかなと御心配をいただいているかもしれませんが、与えられた任務を精一杯果たしていこうと思っております。女房役の幹事には染谷秀雄会員を指名させていただきました。私も染谷会員もまだまだ経験が少なく力不足なところが多々あると思いますが、これからの1年を力を併せ、すすめてまいりたいと思いますのでどうぞ皆様のご協力をよろしくお願い致します。

 さて、本日は創立50周年記念祝賀会のオープニング・プロローグ再度見ていただきました。
 見ていただいたのには三つの理由があります。

 それは
 @記念式典・祝賀会の裏方で作業をしていただいた会員の皆様の活動を紹介したかったことです。見ていただいたプロローグは瀬戸会員が大変忙しい中、企画・制作をしていただきました。出席者の皆さんの意識を映像にひきつけ式典のオープニングを飾る良い企画でした。皆さんにはどのように感じられたでしょうか?

 司会をしていただいた染谷秀雄・五木田裕一会員にはお二人ともご家族の事情を抱えながらも3−4度にわたり司会原稿の突き合わせお願いしスムーズな進行をしていただきました。

 一番難題であった時間の管理も青木前会長・鈴木実行委員長の同席をいただきながら報国寺さんで簡単なリハーサルができたことでおおよその時間配分をイメージができました。

 ご来賓のあいさつ時間のみが心配でしたが、原稿用紙2枚程度で済み予定の時間どおりとなりました。

 式典・祝賀会会場も200人弱の参加者ということで同じ会場内での移動で済みました。当初ホテル側からは、お料理のテーブルへの配膳ができないとのことでしたが、青木総務・大串式典・松村会場副実行委員長の打ち合わせでのこだわりが通じテーブルへの配膳のスタイルになりました。

 参加者への記念品の選定には武藤会員に橋渡しをしていただき、地域の二つの障害者福祉施設のご協力をおねがいし、ロータリーらしさが演出できたと思っています。

 はじめてソングリーダーを経験していただいた石井会員・まるでホテルのスタッフのように会場内でお客様や会員誘導していただいた鈴木勝久会員・当日お手伝いいただいた石塚克己会員のお嬢さんの美紗さん・受付を担当していただいた会員の皆様など、それぞれの場所でしっかり仕事をしていただいたのだと思います。

 また、登坂会員にはツンバRCとの窓口として連絡を取っていただき、来日の際は観光・接待も含めよく面倒を見ていただきました。お手伝いいただいた秋田・石塚利明会員・秋田会員のお嬢さんの雅子さん、皆さんに感謝申し上げるところです。

 秋田・北村英明会員には常総市・つくばみらい市への記念事業の実行プログラムを取りまとめていただきました。交渉を取りまとめていただきました。

 この7月6日には植樹をしたつくばみらい市の桜公園の完成セレモニーが行われる予定であります。
当クラブにも招待状を届いており、感謝状をいただけるとのことですのでクラブを代表しいただいてまいります。

 A50周年記念実行委員会が記念誌の作成や記念事業等まだ活動中であります。

 現在、五木田利明記念誌委員長がこの間、座談会をはじめ記念誌の企画・構成等準備を進めています。会員の皆様にも個々人の原稿などご協力をいただきながら仕上げの段階に入ってきています。50年記念誌ということではクラブの歴史の記録をするということはもちろんですが見て・読んで楽しいものにすることを目指しています。

 写真の選考や紙面構成なども含め編集会議を行い9月末頃の発行を予定しているところです。編集委員会からのお願い等にはしっかりと答えていただきたいとおもいます。

 B50周年記念式典・祝賀会は終了いたしましたが、会計報告も含め事業全般のきちんとした総括が必要です。できればご参加いただいたご家族の方などからもの全体の印象などもお聞きし今後のクラブのロータリーファミリー活動の参考にすべきと思います。今後は鈴木実行委員長を中心に足掛け3年に渡る事業の締めくくりをお願いしたいと思っております。

 私なりに感じた総括を述べたいと思います。

 2012-2013年度は青木正弘会長のもと、「これまでの50年、これからの50年」という方針を示しながら、水海道ロータリークラブの大きな節目を迎えました。青木会長・鈴木豊実行委員長が式典開催のテーマとして掲げたことは、50年という歴史のなか、水海道ロータリークラブを支えてきた多くの先輩たちへの思い、育んでいただいた地域・支えてくれる家庭・家族へ思い「奉仕の心・感謝の心」を伝えたいとの思いでした。

 歴代会長への感謝状をはじめ、常総市・つくばみらい市への3点セットの記念事業、地域ボランティアへの参加呼びかけそして表彰、ご夫人やご家族への招待状など式典プログラムは大変にぎやかなものとなりました。


 プロローグでお見せした水海道ロータリークラブの活動の歴史やご家族との思い出の写真、そして歴代会長紹介ということで、初代会長・幹事から第50代会長・幹事までの画像はクラブのまさに思いをつなぐ歴史そのものでした。

 水海道ロータリークラブの創立50周年は、これからの50年をスタートさせるにふさわしい式典だったのではないでしょうか。

 そんな思いの詰まった未来へのバトンを受け継ぎ、51年目をスタートしたいと思っています。

 次に、具体的なクラブの活動についてお話をさせていただきたいと思います。
 まず、初めに2013-14年度RI会長ロンD・バートン氏のメッセージをご紹介いたします。
 今年度のRIテーマは「ロータリーを実践し、みんなに豊かな人生を」でございます。
 今日のロータリークラブの例会風景は、一見して、50年前の例会とは大分様子が違っています。
 
 また、34,000あるクラブすべてを訪れれば、様々な経歴を持つ人々が、世界のありとあらゆる言語を話し、地元レベルから国際レベルまで、実に多様な奉仕プロジェクトを行っている姿を目にするでしょう。

 週末に公園にある遊具を修理しているクラブや、ほかのクラブと協力して何千キロも離れた学校の衛星設備を整えているクラブなど、大小さまざまな方法で、この世界をよりよくするためにロータリアンは活動しています。

 今日、ロータリーで目にすることの多くは昔とは違います。しかし、ロータリーの土台は変わっていません。私たちの土台は、これまでと同じように、ロータリーの中核的価値観、すなわち、奉仕、親睦、多様性、高潔性、リーダーシップです。

 これらの価値観こそが、ロータリアンとして私たちを定義づけるものです。私たちは、これらの価値観に従って生き地域社会にこれらの価値観を広めようと努力しています。


 私達は、推薦され、その推薦を受諾することを選択してロータリーに入会しました。そして、入会した後にも、日々、選択を行っています。それは、ロータリーの一会員でいるか、真のロータリアンとなるかの、選択です。

 ロータリアンであるということは、週に1度例会に出席するよりも、ずっと大きな責任です。それは、独特な方法で、世界を見ること、そして、その世界における自分の役割を見ることです。地域社会の問題を自分自身の責任として受け止め,それに基づいて行動し、イニシアチブを発揮し、最善の努力をすること、簡単な道ではなく、最善の道を歩むことを意味します。

 私たちは皆、世界をより良くする活動に自ら参加するために、ロータリーに入会しました。

 人生におけるあらゆる物事と同じように、ロータリーの奉仕では、努力すればするほど、多くを得ることができます。形だけの努力だけなら、大した成果は上がりませんし、本当の満足は得られないでしょう。しかし、ロータリーを真に実践し、ロータリーの奉仕と価値観を日々生かす決意をすれば、自分がいかに素晴らしい影響をもたらすことができるかが見えてくるでしょう。そうして初めて、人々の人生を真に豊かにしようというインスピレーション、やる気、パワーが沸くのです。そして、何よりもあなた自身の人生が豊かになるはずです。

 2013−14年度のロータリーテーマ、そして私から皆さんへのチャレンジは、「ロータリーを実践し、みんなに豊かな人生を」です。

 皆さんは、ロータリーの襟ピンを身につけることを選択しました。これからどうするかは皆さん次第です。
 (RIロンD・バートン会長については2013年のロータリーの友3月号に紹介をされています。)

2013−14年度R.I.運営目標は
1、 ロータリーの重点分野
2、 R.I.戦略計画ビジョン
3、 R.I.戦略計画の中核となる価値観
4、 会員増強

以上4項目となっています。

 また長谷川國雄 第2820地区ガバナーはRIテーマに基づき、ロータリーのよりよい未来のための「新しい奉仕活動への挑戦」を地区テーマとして掲げました。具体的な地区目標は

1、ロータリー財団の幕開け(未来の夢計画のスタート)。
2、会員増強と退会防止
3、ポリオ撲滅(アフガニスタン・ナイジェリア・パキスタンの3ヶ国)
4、会長賞にチャレンジ

(会員増強の推進・ロータリーファミリーを通じたネットワークの強化)

 長谷川ガバナーは80歳と高齢でありますが、全クラブを回ってみたいとの意欲も十分であり、公式訪問が10月23日に予定されておりますので楽しみにしていただきたいと思います。
今年度のクラブの活動方針については、「みんなでよく考えよう!そして・実践しよう」ということであります。

 今まで一年一年積み上げてきたこれまでの50年同様にこれからの50年もまた今年度のRIテーマの実践と第2820地区の具体的目標の達成に向け、活動を進めることになりますが、会員の皆さんに提案したいことはみんなでよく話し合いましょうということです

 ダーウィンの言葉に「最も強いものや賢いものが生き残れるとは限らない。常に変化に対応出来るものが生き残れる。」とあります。

 ロータリークラブの活動に疑問点や課題はないのか周年事業は今後どのような形にすべきか、ロータリーの会費の在り方や予算はどうなのかなどなど検討すべき課題の議論をしたいと考えています

 意見を交換する機会を設定し今後のクラブの活動に生かしていければ考えていますので皆さんのご協力をお願いしたいと思います。

 また各委員会には これまでの活動に加え・新たな発想での活動を期待したいと思います。

 ロータリーの創設者ポール・ハリスの言葉にも「ロータリーは絶えず進歩しなければなりません。時には革命がおこる必要があります。」

 過去のやり方にとらわれず、望むべきクラブの未来へ向かって少しずつ歩みを進める事が必要ではないでしょうか。そう考えています。

 具体的な数値目標は

1、 ロータリー財団寄付 150ドル
(ロータリー財団 130ドル、ポリオ・プラス 20ドル)
2、 べネファクター 1000ドル 1名
3、米山記念奨学金 寄付目標 一人25,000円以上
4、にこにこボックス 200万円以上/年
5、会員増強 純増1名以上

とさせていただきました。

 また各委員会ごとの活動をサポートする意味でワンポイント・メッセージを6月5日のクラブ協議会で各委員長さんにお願いいたしました。

 参考にしていただきながら、それぞれの委員会事業を推進していただきたいと思います。
今年度はロータリー財団コーディネイター補佐に北村仁会員、第七分区のガバナー補佐として大塚会員、社会奉仕委員として染谷正美会員、世界社会奉仕委員長に瀬戸会員を地区役員として送り出しております。

 地区役員との連携を強化しつつしっかり支えていきましょう。
 ロータリーの二つの奉仕理念を今一度かみしめたいと思います。

 Service above self 超我の奉仕
 He profits most, who serves best 最も良く奉仕する者、最も多く報われる

 最後になりますが、なんといっても皆さんの健康が何よりも大事であります。

 心と体の健康が一番です。楽しい例会は健康から皆さんのお力をどうぞよろしくお願い致します。
 
2013-14年度  幹事方針
 本日より幹事という大役を務めさせていただくにあたり一言ご挨拶申し上げます。

 私はロータリークラブに入会して14年が過ぎようとしています。今までにいろいろな委員会の委員長を努めさせていただき、そして、一昨年まで地区の新世代奉仕委員会へと出ておりました。

 また、青木年度では会計をおおせつかりましたが、この会計はロータリークラブの事業やお金のながれを知るうえで大変勉強になりました。会計を経験した方々からは事務処理や地区への振込など例会終了後にも仕事があり大変だけれどもロータリークラブを今まで以上に知ることができるのでいい経験になると言っておられましたが、確かにその通りでした。

 昨年は50周年記念式典を青木正弘会長、鈴木豊実行委員長のもと無事に終えることができました。このことは今まで諸先輩達が築き上げてきた水海道ロータリークラブの友情とチームワークがあって出来たことと思います。


 私もこれからは熊谷会長のもと会員の方々と連絡を今まで以上にとり今まで以上に友情を深め、チームワークを維持していきたいと思います。