水海道ロータリークラブ会長幹事挨拶
2008-2009年度 水海道RC 会長 秋田政夫    幹事 染谷正美                                 
2008-09年度 会長方針

 2008〜2009年度、年度始めに際し、第1 回の例会挨拶をさせていただきます。前年度の大串会長、同じく田上幹事さん、1 年間本当にご苦労様でした。また、理事役員、並びに各委員会の皆さんには創立45周年という記念すべき年度の中で、数々の実績を残され、そして、鈴木ガバナー補佐の下、IMを成功裡に導きクラブ内外に実り多き1 年でありましたこと、改めて心からご尊敬を申し上げます。また、本年度におかれましても立場は変わりますが、引き続き宜しくご指導の程をお願い申し上げます。

 そして、7 月1 日より、また、本日の例会から1 年間、理事役員さんと共にクラブ運営の先導役を一任されましたが、歴代の会長さんのように、クラブの発展に貢献できるかどうかたいへん不安でありますが、誠心誠意を持ってクラブ運営に努めて行きたいと思います。何かと不手際、至らぬ点が多いとは思いますが、どうぞ会員皆様のご指導を宜しくお願い申し上げます。

 本年度幹事の染谷会員は、常にたいへん冷静沈着であり、着実に物事を進めて行かれる方で、また染谷幹事との出会いは、第34代の鈴木邦彦会長さん、飯塚三夫幹事さん年度でした。当時、私自身クラブにおいては、初めて青少年奉仕委員長を仰せつかり、染谷幹事が新入会員としてこの青少年奉仕委員会に所属されて、このとき、RI会長からの突然の指示による、地区はもとより、各クラブにて初めての事業「新世代会議の開催」を実施するようにとの指示がありました。

 地域社会の各リーダーたちと各ロータリークラブ区域内各学校生徒を巻き込んでのプログラムを付託され、私自身も何も分からず互いに苦楽を共にしました。それ以来13年目にして、また再びこうして一緒に仕事をすることになり何か不思議なご縁を感じています。そして本年度もまたRIテーマは、子供たちに対する「夢をかたちに」とし、新世代に関連したテーマとなりました。そして、そのテーマのもとに本年度RI会長方針、廣瀬ガバナー方針、クラブ目標について、これより報告させていただきます。

 今年度、韓国初めてのRI 会長に就任された李 東建会長は2008〜2009年度、ロータリー活動方針として、世界中のロータリアンが地域社会の最も大切な資源である子供たちに光を与えること、また子供たちの死亡率低下を目指すこと。そして世界中の子供たちが少しでも充実した人生を送ることができるようにとの願いと、その実現のために次のようなテーマMAKE DREAMS REAL 【夢をかたちに】を掲げました。

 また、RI 強調事項として前年度同様に「水、保険と飢餓、識字率の向上」についての奉仕プロジクトへの参加を奨励しています。この強調事項はテーマである夢をかたちに関連する奉仕プロジクトとしては、個々にあるいは協同で奉仕する奉仕活動としては最適なものと言われています。

 国際ロータリー財団の年次寄付金の8割は人道的、教育的プログラムとして、直接間接的に子供たち、新世代、次世代へのための活動資金となっています。特に、国際ロータリー財団、最優先の保健医療奉仕事業としてのポリオプラス事業は、現在99パーセントポリオ菌を世界中において撲滅し子供たちの命を救っています。また、完全撲滅を目指し本年度より3年間を要し、1億ドル特別募金にて達成可能になります。

 一方、日本の社会でも目を覆うような子供に関係した犯罪、事件が多発しています。親が子供を殺し、子供が親を殺す。また、兄弟同士の殺人、子供同士のいじめ、子供の虐待。連日新聞、テレビにて掲載、報道されています。まさに豊かな社会の中の貧困とも言える心の問題として危機的な社会現象であり、人道上、教育上の大きな問題でもあります。
私たちロータリアンは世界中の弱い立場にある子供たちを取り巻く社会環境をよく理解し、適切な判断と行動により、物心両面からの奉仕活動を施していかなければなりません。

 子供たちの健全育成をなくして平和な家庭、地域社会を望むことは不可能なことです。子供たちに焦点を当て夢と希望を与えてあげるべく、本年度のクラブテーマを「確かな絆で未来へ」の文言にさせていただきました。「確かな」は約束とし、「絆はクラブの和」、「未来へ」は子供たちと表現します。

 俳人芭蕉は「個人の跡を求めず、個人が求めたところを求めよ」と説いていますがクラブの伝統と歴史足跡を尊び、また時代の変化を受け入れ、さらなる奉仕の理想を求めて行きたいと思っています。また、前年度にクラブ創立45周年記念を経て、本年度は次なる目標、半世紀創立50周年記念に向けてのスタート年度でもあります。中長期クラブ目標を立て検討、計画をして行きたいと考えています。

 そして、本年度もまたRI、地区、廣瀬ガバナーの方針に沿い、12項目(下記)の地区運営方針及び数値目標、クラブ目標を推進、達成できるよう努力していきます。

 また、地元、海外の地域ニーズに目を向け検討し、本年度もより親睦を深め合い、各委員会が縦横の連携を緊蜜に取り合い、会員相互にて効果的なクラブ運営に努めてくださいますようお願い申し上げますと共に、会員皆様の深いご理解のもとご指導、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

2820地区運営方針及び目標

1.ロータリーの心と原点を大切にしよう
*基本を学び奉仕の理想に生きる喜びを感じよう
*自ら職業レベルを高め社会に貢献しよう

2.魅力あるクラブ創りに邁進しよう
*地域に貢献できる奉仕活動をしよう

3.魅力あるロータリアンになろう
*ロータリー活動を通じて自分を磨こう

4.クラブリーダーシッププランの推進を
*すべてのクラブが効果的なクラブになるためには
*変化の時代に柔軟に対応

5.1880地区(ドイツ)との研究グループ交換(GSE)を成功させよう
*受入れ:2009年3月28日〜4月29日(地区大会4月11日〜12日)
*派遣 :2009年5月30日〜6月29日(地区大会6月26日〜28日)

6.RI 会長賞に挑戦しよう
*奉仕プロジクト(必須)子供の死亡率を下げるプロジクトを地域レベル、国際レベルで実践しよう。1クラブ「1プロジクト」の継続と完遂を

7.ポリオ撲滅の約束を守ろう
*RI とビル、ゲイツ財団との協同での取組み、同額寄付(3年間継続)で完遂

8.ロータリーの公共イメージを高めよう
*ロゴ、公式ビデオの活用ほか、各種プロジクトを通じて9.世界社会奉仕(WCS)プロジクトの継続と推進をしよう
*タイ、フィリッピン、ほか

10.IM を継続し、ロータリー研究とクラブ間の親睦の輪を広げよう

11.新クラブ拡大をしよう

12.バーミンガム世界大会に参加しよう(2009年6月21日〜24日)
*第100回大会(田中大会委員長)

数値目標
1.会員増強 各クラブ純増1名以上を
2.財団を支援「毎年あなたも100ドルを」年次寄付130ドル以上を。新ベネファクター(恒久基金)継続を
3.ロータリー米山記念奨学会への寄付金、1人2万円以上を
4.ポリオ撲滅、限定寄付金1人30ドル×3年間を

クラブ目標
1.ロータリーの公共イメージアップを図ろう
2.中長期クラブ目標の計画と実施を
3.会員増強 純増1名以上、51名会員へ
4.財団年次寄付1人、130ドル以上を、新ベネファクター(恒久基金)継続を
5.米山記念奨学会寄付金1人、2万円を
6.新ポリオプラス限定寄付金、1人30ドル(3年間継続)、ワンコインボックスへの寄付金を充当
7.世界社会奉仕(WCS)プロジクト推進を
8.子供たちへの奉仕プロジクト実施(奉仕プロジクト委員会)を
9.RI 会長賞受賞への挑戦へ
2008-09年度 幹事方針
 
 2008−2009年度、秋田政夫会長の下、幹事の大役を仰せつかりましてこのタスキの重さを痛感しております。
 一年間大串会長、田上幹事の仕事ぶりを勉強させていただきましたが、何分不慣れで力不足であります。

 今年度、秋田会長方針である「確かな絆で未来へ」が実行できるよう補佐し、クラブの充実とクラブの発展につながるよう一生懸命努力いきたいと思います。

 一年間、会員の皆様方のご指導、御協力を宜しくお願い致します。