白井 豊会員卓話:2000年8月9日
 
職業分類:製油製品小売
白井石油(株) 社長
 「会員増強について」

 8月3日に開催されたクラブ奉仕研究会に出席、地区の会員増強の状況についてお話を伺ってきました。

 当地区の昨年度の実績は拡大は無し、会員の分は昨年1年間で10名減になってしまったとの報告でした。

 先ず、当クラブの会員数の推移を見てみますと、スタートは34名で昭和45年に40名台になり、51年に50名に突入、そして59年に60名台となり、その後60名を超える人数をしばらく確保し63年に50名台に戻ってからはずっと、50名台で現在に至っています。

 地区(茨城県)の現状はどうなのか、頂いた資料を私なりに分析してみると、7月1日段階で会員数は2790名で大半のクラブが減員、横ばいになっています。ところが第1分区(北茨城地区)だけが16名増になっています。

 会員減少の原因は高齢化や経済不況等々、色々あると思いますがとりわけ不況の為、辞められる方が多いと考えられます。このことからみて、日立は「親方日立」で成り立っている地区で、その日立が大変厳しい環境におかれております。

 第1分区はその日立の近隣クラブですから、本来ですと退会の原因になっても致し方ないところなのに、逆に16名の会員増となっているのです。

 そういう事で、あのような厳しい所でも頑張れば会員増強は出来るのだと言うことを、改めて皆様に考えていただきたいと思います。

 目を世界の情勢に(会員数の増減)向けてみますと、昨年1年間で約1万8千人ほど減り、世界的にも減少傾向にあるそうですが、それでも増加している国もあります。オーストラリア・ドイツ・トルコなどが増加率の多い国に挙げられています。

 逆に減少数の多い国はアメリカ(5589名)、日本(3547名)、ブラジル(2876名)などが上位を占めているようです。勿論これらの国は会員数もずっと多い国ですが・・・。

 アメリカの状況についてお話しがありましたが、アメリカではクラブ数も会員数も減ってきているが殆どは男性会員で、女性会員は増えてきているようです。

 当クラブも前々から女性会員の話題も出ていますが、時期早々とかの理由で見送られてきました。今後は女性会員への門戸を開放することを考えなければいけない時期に来ているのではないかと思います。

 日立地区の例を聞きますと、会員は誰も1名推薦、会長・幹事は2名以上推薦をお願いして会員増強を進めた結果、16名増という成功をおさめる事ができたということでした。

 当クラブでも、是非皆さんのご推薦・ご協力を頂きまして何とか会員増強の目標達成を図りたいと思います。