瀬戸隆海会員 2009.11.11例会

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「GSE報告」A
 今月は財団月間ということで、財団がらみの卓話ということで再び報告をさせていただきたいと思います。本当の所を申しますと、私が二度も報告するよりはと思い、他のGSE のメンバーに来ていただければよかったのですが、他のクラブもやることは同じで、発表者のやりくりがつかず私が行わせていただきます。

 前回は、大まかな経過について報告させていただきましたが、今回はより具体的な報告ということで、ボケーショナルツアーを中心に報告いたします。ボケーショナルツアー、つまり職業視察ということになりますが、我々のメンバーは、大きく分けて行政、エネルギー、教育、業務管理の四つに分類されます。

 特に行政といっても、税制が主たるものですが、アメリカ合衆国は、合衆国全体、州、郡、市とそれぞれ独自の課税の仕方を行っています。ですから、一概に参考にならない部分が多々あったかのように思えます。

 しかし、滞納という問題については、民主主義が徹底しているせいか、今の日本の仕組みみたいに個人情報たる保護はなくて、民主主義の約束を守れない場合は、滞納者に対する保護はありえず、滞納者は公開されます。

 また、固定資産に関する滞納についても、納税の義務がなされない場合は、資産の移動もできない仕組みになっています。これぞ、民主主義だと思いました。

 昨今、日本においては行政の倹約などと公約に掲げ盛んにおこなわれているようですが、アメリカについては行政の契約以前として議会の倹約を自ら行っています。たとえば、議員の定数を最小限にとどめ、議会についても場合によっては夜に行うところもあります。なぜなら、議員の報酬は少なく、ボランティアに近い状態で行っているからであります。ですから、それぞれ仕事を終えてからの議会になることが多いのであります。

 また、議会のほかにも、市民のそれぞれの代表者が、市長からの委嘱で定例会をもち、行政についての議論を行っています。それらについてもボランティアであって、無報酬であります。それも、朝の早い時間にファミレスで朝食をとりながら出あります。

 しかし、その反面に、ギャップもあって、ごみ処理についてはリサイクルの運動はしているものの、現状は追いつかないというよりは放置しているといって過言ではないように見受けられました。

 街並みは、国土も広いせいか、当然ながら道路も広く、そして車道と歩道、そして民家の境にはグリーンベルトが存在し、樹木も多く、自然の中に街があるという感じでした。そのせいか、空気も透き通っているようで、星がよく見えたのを覚えています。自然と芸術と人との調和がとれたまちづくり、それがサウスダコタ州であります。

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