長塚 暁会員卓話:2001年6月27日例会
 
職業分類:旅館
糀屋 店主
 「狩猟の話」

 
前に卓話を予定されておりましたが、クラブ協議会で流れホッとしておりましたが、本日最終例会で卓話をさせていただきます。

 私が鉄砲打ちを始めたのは20歳の時ですから、かれこれ40数年になります。私の親父が狩猟をやっており、当時は夜半でも鴨うちができ、夜中に小屋で待っていてやる「小屋うち」をしていました。

 「小屋うち」とは、船の周りを小屋で囲い、回りに泣き鴨(合鴨)を14〜15羽ひもで縛って放しておく猟法を言います。鴨が飛んでくると鳴き鴨が大声で泣くので、仲間がいると思い降りてくる、射程距離に近づいた時、鉄砲を撃つ、いわば「だましうち」をするのです。ちょうど、日の出の頃が鴨が食事に戻ってくる時間ですから、一番、取れる訳です。

 その小屋うちに連れて行ってもらったのが中学生の頃、あるとき、親父と連れの人が二人とも疲れて小屋の中で寝てしまったとき、鴨が降りてきて「おとり」の加茂の中に何羽も泳いでいました。

 偶々、親父の銃に玉が込められていたので、私はそれをめがけて思わず引き金を引いてしまいました。たって撃ったものですから反動が強く、船の減りに身体をぶつけて、私は沼の中に落ちてしまったという経験もしたことを今でもよく覚えています。

 そんなことがきっかけで、私は狩猟というスポーツに興味を持ち、未だに続いているのです。今現在、鉄砲を買う場合、どんな手続きをしたら持つことが出来るのか述べてみます。

 これには「銃刀法」という法律があり、県の公安委員会管轄になっております。先ず、講習・テストがありますが、これは警察の生活安全課に申し込みます。

 (1ヶ月に1回くらいある)講習を受け、テストに合格すると、仮の銃所持許可証が出、それを持って実射訓練(クレー射撃50発)を受け、2発以上当たらないと再試験があり受験することになります。

 このように、銃刀法をクリアし、所持許可証をもらい、訓練をクリアして初めて鉄砲を購入することが出来ますが、これだけでは狩猟をすることは出来ません。

 狩猟は「狩猟法」という法律があり、たとえば飛んでいる鳥がどういう鳥か(取ってよい鳥・取ってはいけない鳥)即ち狩猟鳥の判別等、びっしりやられて、それが出来て初めて許可されるのです。そんなことで、かなりの時間とお金がかかるわけです。

 鉄砲撃ちの組織は東京に「大日本狩猟会」というのがあり、県別には社会法人○○県猟友会があります。茨城県でいうと会員5458名(平成12年)おり、事業としては主にキジや山鳩を養殖し、放鳥するー放鳥数キジ約4000羽、山鳥約3000羽ーなどをしています。
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 ※以下、狩猟に当たっての良い条件や使用される猟銃の種類と特徴、シカ猟の体験談などのお話がありました。