松坂興一会員卓話1995年12月6日 | ||
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「地区の現況報告ほか」 地区の副幹事ということで本日の卓話を依頼されました。地区の集まりは、第1回目が7月28日正副幹事の顔合わせ、そして11月6日に第2回目の集まりがありました。 しかし実際のところは、その間にガバナー公式訪問があり高松幹事さんもその方で忙しく、ついつい何もしないまま、今日に至ったような状況でございます。 そんなわけで今回プログラム委員会から卓話をお願いされ、ガバナー事務所にそれらしい資料がないかどうか問い合わせてみました。 その結果は毎日皆さんのお手元に配布される月信に全ての事が網羅されており、改めて皆さんに報告することではないとのことでした。しかしながら、月信が必ずしも全員の方に読まれているとは限りませんので、ごく大まかなことになりますが今から少しお話をさせていただきたいと思います。 10月1日現在で数字を挙げてみますと ○クラブ数 地区内53クラブ ○会員数 2874名 この中で6月末現在で女性会員が27名おり、じわじわと女性の進出が見られる現状にあります。次に拡大についてみますと今月9日創立総会を開く藤代クラブ(スポンサー、取手クラブ)があり、また土浦にも新クラブが年内まで誕生する予定になっているそうです。 従って、この2クラブを加えますと地区内、合わせて55クラブとなるわけです。 さて、ガバナー出身クラブを見てみますと、前年度は石岡クラブ(7分区)、今年度は竜ヶ崎クラブ(8分区)そして次年度が土浦クラブ(7分区)と、ここ3年間は第7、8分区で占めることになり、地区の主力が水戸中心から南の方へと漸次移行してきているのではないかと感じられます。 これは、分区内のクラブ数にも表れ、第7分区では先程の土浦クラブが誕生すると合計8クラブとなって、分区内クラブ数の限界点に達するといわれています。第8分区でも藤代クラブの加入によって7クラブとなり、ほぼ限界に達します。 この他、地区現況として大雑把な報告となりましたが終わりにして、時間が余りましたので次にゴルフの話しに移ります。 どの分野でもそうですが、公平の原則とか公平の法則とかを立証することは大変至難の業だといえます。 ゴルフの分野も同様で、ハンディキャップが導入されるまでは、強いゴルファーは遠いところから(タイガーティーという)弱いゴルファーは手前から(ラビットティーという)打つということを17〜19世紀頃までやっていました。 今はハンディキャップ方式を取り入れていますが、そのきっかけとなったのはゴルフの発祥地スコットランド。ここは有名なスコッチウイスキーの生誕地であり、その関係から酔っぱらいの多い町です。 酔っぱらいは飲むと勘定がわからなくなりますが、その不公平さをなくす為、始めたのが、帽子を回しその中に自分の飲む量に見合うお金を入れることを考え出しました。これがいわゆるハンディキャップで、この制度がゴルフにも取り入れられたのです。 ゴルフのハンディは腕前に合わせ36まで、すなわち各ホールをすべてダブルボギーで回ると18ホールの2倍で36になるので、この数が取り入れられています。ゴルフは紳士、淑女の競技ですから、ハンディ(36)の許される範囲でないとゴルフ場でのプレーは出来ないことになるのです。 従って、これに至らない人はひたすら練習に励みスコアをクリアしなさいということになる訳です。このハンディキャップが考案されたお陰で、老若男女、誰でもが対等に楽しめる素敵なゲームになったのです。 オフィシャルハンディ(何処かのゴルフ場に所属してハンディをとること)のないゴルファーの腕前を査定する方法としては、次のような方法があります。 (1)キャロウェー方式 (2)ペリア方式 (3)ダブルペリア方式 この中で、ダブルペリア方式の場合は、殆ど実力に相当する査定が出来るといわれています。 ※この後、ゴルフにまつわる楽しく含蓄のあるお話しがありました。 |