北村英明会員卓話:2005.5.11
職業分類:製布
北村製布(株) 常務取締役

みなさんこんにちは。昨年7月に、皆葉パスト会長にご推薦を頂き、入会いたしました北村です。父母からの紹介で、隅屋会員様はじめ多くのベテラン会員の皆様に顔を覚えていただいていたため、又、青年会議所で御一緒した先輩方が多数おいでになるので、自分としては、会に溶け込ませて頂いているつもりです。今後とも宜しくお願いいたします。

 今までのロータリー活動としては、ガバナー公式訪問・忘年会・新年会・地区協議会・地区大会・親睦ゴルフ大会に参加させて頂きました。また、国際奉仕委員会の活動に参加し、地区留学生のバーベキュー大会に参加させて頂きました。その中で感じたことを2,3お話させて頂きます。

 ガバナー公式訪問の際に、100%の出席率が達成されたということで、皆さんのロータリー活動に対する熱心さと情熱の強さに感動しました。又、身近にガバナーをやられた方がおりますが、その心身にわたる御苦労と、支えられた皆様の大変さが身にしみて感じられました。それとともに鈴木会長と大串幹事の強烈なリーダーシップに感心させられた次第です。

 また水海道ゴルフ内で行われた忘年会では、司会を仰せつかり、澄みきったフルートの音色の中で脂汗をかきながらくぐもった声で奮闘させていただきました。途中で武藤委員長の助けを頂いて何とか役目を果たすことができました。

 今まで何度か親睦委員会に参加しておりますが、委員長の緻密さに感服している次第です。今後も続けて親睦委員を仰せつかることと思いますが、武藤委員長を目標に努力する所存です。今後ともご指導の程、宜しくお願いいたします。

 次にロータリーの基本理念である I SERVE =『生業と通して社会奉仕する』という言葉にもあります、私の生業についてお話させて頂きます。私は、「化学繊維製造」という職業分類に属しております。繊維業界は範囲が広く、簡単に説明はできませんのでおおまかに説明いたします。

 原糸メーカーとして帝人・旭化成・東レ等の大手があり、それぞれ、医療関係・住宅関連・化学分野等、従来の繊維以外の分野で業績を伸ばしています。2003年以降は、IT関連の資材・内装材やブレーキ材などの自動車関連の需要が増えています。高機能素材・炭素繊維も用途開発が進みました。

 例えは、高機能素材としてテクノーラ・ケプラー等のハサミで切れないような糸、耐熱性の高い糸があります。手で引っ張ると手が切れてしまうような強力な糸で、イラク戦争などで需要が増えてしまっている防弾チョッキや電線の皮膜などに使用されています。炭素繊維は、以前は自動車関連やゴルフの用途でしたが鉄の1/5の重さで10倍の強度がある為、近年では飛行機のボディ等で使用されています。

 又、合成繊維は石油から作られる為、捨ててしまっても消えることが無く産業廃棄物扱いをなります。その為、土の中に埋めておくと炭酸ガスと水に分解される様な糸もカネボウ・東レなどで開発されています。今後の課題としては、このような糸の強度UP、耐薬品性のUPが挙げられます。業界としては、昨今の原油高騰によるコストUPが懸念材料となっております。

 化学繊維は、生産量として中国・インド。台湾・米国などがシェアを伸ばしていますが、BRICSといわれる第二先進国の躍進も目覚ましいものがあります。1997年〜2003年の間に、国内の用途としては、衣料用は約1/2に減った反面、産業資材用は一割減にとどまり堅調を維持しています。我が社はこの中で、産業資材を扱っております。フィルターを製造販売しており、液体や粉体の濾過で各工場の製品製造・環境保全に役立たせて頂いています。

 織物の製造工程は、撚糸⇒整経⇒製織⇒ヒートセットがあり、その後にミシン作業があって製品が出来上がります。製造業全てに通じる事ですが、数量を数多く売るだけでなく、他社には出来ない物を作る事が今後の課題といわれています.“”NO.1でなくOnly.1”になれる様、製品開発を進める事の重要性を感じています。

 趣味としては、第一にゴルフがあります。ゴルフの面白さは、人間を相手にする個人戦とは違った個人戦だという事です。戦う相手はボールと自然、そして自分自身です。どの様な状況でも自分の精神状態を安定させてボールに向かう必要があります。自己の精神鍛錬には最適なスポーツといえると思います。

 青年会議所とロータリークラブの違いについて述べさせて頂きます。青年会議所は、40歳までの組織の若い世代の集まりである為、自分自身の研鑽の場といえるでしょう。それに対し、ロータリーは、世界を見つめて大きな視野で奉仕を考えるボランティア団体と考えます。

 とりとめのない話になりましたが、最後にロータリー活動への決意を込めて“我等の生業”を歌わせて頂きます。御清聴有難うございました。