北村仁会員:パストガバナー卓話2002年10月16日例会にて |
「ガバナーの1年を振り返って」 ガバナーの任を終えて約4ヶ月になります。クラブの皆様、分区の皆様、地区の皆様には、大変お世話になりました。 やっと周辺の静けさを取り戻し、我に返ったような毎日ですが、本年度、地区研修リーダー、米山奨学会担当諮問委員を仰せつかり結構忙しい事もあります。 地区研修リーダーの任については、全ての研修セミナーに出席して欲しいとの片岡ガバナーの要請もあり、そのようにさせていただいております。 また、米山奨学会につきましては、地区の担当諮問委員の皆様とともに奨学生の選考から受け入れクラブ、カウンセラーのセミナー等のお手伝いをしておりますが、地区米山奨学会担当委員会の皆様の努力については頭の下がる思いがしております。 ご承知のように、米山奨学会は、その選考方法が変わり、大学による推薦制度となりました。 大学に於いて定員の3倍の御推薦を頂き、地区委員会にて定員に絞り込む作業をするわけですが、応募される学生が何れも優秀な学生で甲乙付けられず大変苦労を致します。 大学推薦制度は優秀な学生が確保できること、大学との協力体制の確立には大変よいことと思いますが、一方クラブ推薦がなくなったことによりクラブの関心が薄くなったことは残念であります。 クラブが人材を見つけ、推薦したくても出来ないこと…等、問題が無い訳ではありません。今後の課題になると思います。 ガバナーの任を終わり、振り返ってみる時、私は大変大きな賜物を手にしたような感じをしております。 それは数多くの人々との対話を通し人生を学んだことでありました。クラブ内の若い会員を始め、総ての会員が結集して、地区の仕事、特に地区大会、地区協議会等に対する協力体制はロータリーならではと、感動を覚えたものでした。 地区外におきましては、特に同期のガバナーの皆様とは10年来の旧友の如く心を開き合い、ロータリーの明日について語り合ったものでした。 アナハイムの研修に始まり多くの地区大会に出席しお互いの夫人同士の交流も大きく成長しました。友情も大きく芽生えました。 同じ目的を持った異業種の人々が語り合い、互いを磨いて良質な交流を深めていくことに大きな喜びを感じました。多くの経験をもさせていただきました。誠に幸せなことであったと思います。 この賜を大事にして、ロータリーの活動に、地区の活動にお手伝いが出来ればと存じております。 |