北村 仁会員 2015.7.22          Topに戻る
 
商工会長6年を振り返って
 行政の合併に伴い商工会も合併を行い、初代商工会長として6年間努めました、今日はこの6年間を振り返ってのお話をさせていただきます。
先ず、なぜ合併が必要であったかから話を致します、
1. 市町村の合併
2. 中小企業政策の転換
3. 商工会を取り巻く環境の変化
4. 財源的背景
1) 国補助金
2) 県補助金
3) 市補助金
4) 会費
等の背景があり、平成21年に合併を行いました。

 会員、規模などで6対4の合併でありましたが、行政の合併に習って出来うる限り編入的な刺激の少ない合併を目指しました。

 長い年月培ってきた互いの文化が融合するには大変な努力と忍耐と時間が必要でしたが、目指す所は会員に必要とされる商工会にと云う1つでありますので、この1点に向かって力を注いで参りました。

 この6年間組織面を見ますと大きな変化が行われました。
職員の人事件の県連への一元化
職階性の導入、資格試験の導入
入所試験の統一化
人事交流の導入

 これにより職員のレベルアップ、モチベーションアップを図り、それなりに成果が上がったと感じております。

 特に人事交流による新風の導入、統一試験による優秀な人材の確保する事ができました。
ある意味では商工会は大きく変わりました、これからは会員皆さんの商工会に対する意識の改革が望まれる事と存じます。

 2期6年間皆様に大変お世話になりました。

 会員の減少、これに伴う補助金等の削減、商店街の過疎化、会員組織の多様性等商工会を取り巻く環境はさらに厳しいものがあります、新役員の下に更なる発展を祈念致したいと思います。
 

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