北村 仁会員 2008.8.6例会

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「会員増強・拡大月間に因んで」 地区クラブ奉仕担当カウンセラー
 8月は会員増強及び拡大月間であります、年度開始早の時期にこのテーマガ設定された事は、RIが如何にこの強調事項に対して重要視しているかが推測されます。我々にとりましたも組織を維持、発展させていく為には大変重要な課題であります。

1905年米国シカゴにおいて僅か4名の会合から始まり、ポール・ハリスの優れた1滴の思想がシェルドンを始め、チェイス・ペリー、アーチ・クランフ、エドガー・アレンなど優れた指導者、思想家を迎えてモザイク模様の様に形成され、100年を越えて、200以上の国と地域に広がり、120万人の会員を擁する団体に発展し、現在に至っております。

 国内におきましては、会員数は年度末に向けてやや増加に転じたとの報道もありましたが、当地区では一時期3000名の会員を数えましたが、現在2300余名と18%減少をしております。様々な要因があるとは思われますが、日本経済の衰退だけでなく入会後ロータリーの魅力を見出せないまま、会を去っていかれた人々も少なくありません、退会防止は常に心がけなくてはならない課題であります。

 また、入会の可能性のある人々にロータリーの魅力を語り共に会員として迎えることは大変重要な事です。それには、ロータリアン自身がロータリーの魅力を実感しなければなりません。

 然らば、ロータリーの魅力とは何でしょうか、それに接しないうちに会を去っていかねばならないのは誠に残念であります。ロータリー・ライフの基本は例会出席にあります。

 何故、毎週ロータリークラブの例会をするかという意味を真剣に考える必要があります。ロータリーは必ず毎週一回の例会に出席して、良質な人々との接触を通してお互いに奉仕の心を磨きあう、これがロータリーの基本的な考え方であります。

 奉仕理念の研鑽と奉仕活動の実践とのバランスを保つ事が大切です、最初にあるのは奉仕理念なのです、奉仕理念をしっかり理解した上で、行動する事が大切であり、決してその順番を間違ってはなりません。

 ロータリーは口先だけの理屈ではなく、行動が伴わなければなりません。往々にして理屈だけ、口先だけで行動しない、これでは駄目なのです。WCSでも、国際交流や国際親善のプロジェクトでも、機会を見つけて積極的に参加する事が大切です。

 「あなたの心に触れたのは誰ですか」この言葉を思い出します、皆さんが此処に座られてロータリーを満喫出来るのは誰のお蔭ですか、貴方をロータリーに紹介してくれた人、そして会に迎え入れ同志として暖かく接してくれた人々です。そうして私たちはロータリアンとして成長しました。

 今度は我々の番です、シェアーしましょう、分かち合いの心です、我々がロータリーで受けた様々な感動、喜び、奉仕の心を地域の人々と分かち合って頂きたく思います、そして1人でも多くの奉仕の心を受け入れられる人々がロータリーの仲間となって、共に奉仕の輪を広げていく事が求められています。

 廣瀬ガバナーは各クラブ純増1名を提唱されております、我々自身が職業人としてその品格を高めると共に、ポリオ、貧困、飢餓、識字率向上等、ロータリーが手を差し伸べなければならない奉仕は世界中にあります。

 会員基盤を強化し、秋田年度の目標を皆様と共に達成したいと思います。
 

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