飯塚三夫会員卓話1999年6月30日例会
 
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 「一年を振り返って」

 第36代会長就任に当り、RI会長の掲げる<Follow your Rotary Dream>の年度テーマとその方針、そしてこの意を体して塙ガバナーの熱意溢れる要請を受け、単なる夢想家ではなく、これらの夢の実現とする建設者としてロータリー活動に当たりたいと念願し、ここに掲げてある「行動で示そう、ロータリーの夢を!」を会員相互の合言葉として夢の実現化に努力して行きたい・・・と私は会長方針として申し上げました。

 その具体的な努力目標として、

 @例会の活性化−これは会員増強と出席率向上につながる。

 Aロータリー活動のより一層の国際化とロータリー財団プログラム、米山奨学会への積極的な協力

 B地域社会のニーズにこたえたロータリー活動の3点を挙げ、その為にロータリーの綱領と四つのテストをもとに心をこめた奉仕活動に努力したいと考え、皆さんのご理解とご協力をお願いいたしました。

 例会の活性化についいてですが、会員の増強においては残念ながら純増3%には届きませんでした。但し、新しく若いエネルギーをもらった会員増強と出席率向上は達成でき、これは一つの成果ではなかろうかと思います。

 尚、この機会に、この例会をより楽しく有意義に、そしてより活性化へと一年間努力してくださった鈴木プログラム委員長に、その名司会進行振りと共に感謝の意を表したいと思います。

 次のロータリー活動の一層の国際化については、今年もオーストラリア・ツウンバRCと数名ずつの学生交換が出来ました。このプログラムは単に国際友好・親善のみならず、多くの分野においても多大の成果を挙げたのではないかと思います。

 当クラブ独自のこのプログラムは10数年の歴史を持ち、2820地区、塙ガバナーはもとより地区国際奉仕委員会からも高く評価されている所です。

 ロータリー財団プログラム・米山奨学会への積極的な協力については、財団基金あるいは米山への寄付等、細かく言えませんが例年に劣らない実績を挙げることができたと思います。

 3番目の地域社会のニーズにこたえたロータリー活動では、大変寒い中でのダメ・ゼッタイ運動あるいは環境保全の上から行った書き損じはがき回収等、たくさんの実績を残し、新世代会議においては今年で3年次、より内容が充実して行われました。近隣のクラブはもとより、第8分区内でも高い評価を頂いているところです。

 これらの成果・実績を上げることが出来たのも、関係された各委員長、委員のかたがたは勿論のこと、会員一人ひとりがロータリーの夢を追い求めた結果ではなかろうかと思います。

 私は心の中に、当水海道ロータリーの創立以来、30有余念の歴史と伝統の重み、そして力強さをしみじみと認識いたしました。先輩各位のご協力に感謝の念を新たにすると共に私に一年間ご指導、ご協力を頂きました皆様に心より感謝の意を表したいと思います。

 まもなく、草間年度が新しくスタートしますが、どうか温かいご支援とご協力を次年度にもいただけますよう、お願い申し上げまして、「一年を振り返って」の結びといたします。