荒井孝典会員 2014.1.15          Topに戻る
 
私とロータリー
 私が水海道ロータリークラブに入会したのは2012年の4月4日でした。約1年9カ月が経ちました。このような機会をいただきましたので、今までに感じたことを話させていただこうと思います。
 まず、ロータリーに入ったのは、当時の大塚会長と斎藤幹事にお誘いをいただいてのことでした。
 「今度事務所に行きますから。」と大塚会員に言われて、何の話だろうと思っていたら、「ロータリーに入ってください。皆さんの承認はもう取ってあります。来週から水曜日にお昼を食べにきてください。」と言われました。なんて強引なのだろうと思いました(笑)

 正直言いますと「ロータリーか、なんか地元の偉い人とか多そうで大変そうだな。40歳にはまだまだだし、まだ早くないか?」と思いました。「お昼もちゃんと出られるかな?」と色々不安に思っていました。

 しかし、実は武藤会員からもその前に一度お誘いいただき、そのときは父を亡くして間もない頃だったのでお断りした経緯がありました。そのため、今回は断れないな、もし断ったらもうロータリーに入れてもらえないかもしれないという思いもありました。

 週に一回のお昼くらいは出られるかなと思い、ロータリーについて何も知らないまま入ることにしました。

 今振り返ると祖父と父も入っていたので、何となく親しみがあったのもあるかもしれませんし、親子3代になるので運命だったのかもしれません。

 実際に入ってみて感じたことは、とても皆さんがフランクに接してくれることです。もちろん、祖父や父と仲良くしていただいた方が多いのもあるかもしれませんが、こんなに上下関係や年齢差を感じず接していただける会だとは思いませんでした。すごく居心地よく過ごさせていただいております。ありがとうございます。

 しかし実はこのことは、今よく考えてみると、ロータリークラブの目的として自然のことなのかもしれません。青木正弘会員から以前いただいた「ロータリー入門」を読ませていただいたところ、ロータリークラブの発祥は職業人同士が利害関係にとらわれず、本当の仲間になれる会を目指したのが始まりだと感じました。

 仕事の利害や上下関係ばかりを優先する集まりがありますが、やはりそうした集まりは長続きしなかったり、本音で話せず居心地が悪かったりします。一人一人が職業奉仕を行うロータリアンとしてお互いを尊重し合っているからこうした良い雰囲気が作られているのかなと感じました。
 
しかし、こうした良い雰囲気を自然と作れている水海道ロータリークラブは改めてすごいなと感じます。自分はそんなクラブに入れてとても良かったと誇りに感じています。他のクラブについてはまだよく知りませんが、先輩方の話を聞くとおそらくこんなに良い雰囲気のクラブは少ないのではないかと感じます。

 次にロータリーに入って一番良かったことですが、それはロータリーに入らなければ学べなかったであろうことを学べることです。それは、誰かに教えてもらうというより、ここにいるたくさんの先輩方の立ち振る舞いを見て吸収できるということです。

 普段の会話、例会、委員会活動、飲みの席でのお話、すべてが勉強になります。この若いうちにこの環境に入れていただいたことは自分にとってすごく成長になるなと感じています。「ロータリー入門」によると、委員会に所属するのも奉仕の訓練だということです。

 私は現在親睦委員会の副委員長を担当させていただいております。大変だなと感じることも多いですが、ロータリーに入っていなければ経験できないことも多く一つ一つが良い勉強になっています。そして、慣れない部分も先輩方がフォローしてくれてとてもありがたいです。ありがとうございます。例会に参加することの大切さが分かってきた気がします。

 最初は参加する意味すらよく分からなかったロータリーですが、100周年まではあと50年ありますので、長生きして100周年記念式典で今のロータリーのことを話せるようマイペースに少しずつ学んでいきたいと思います。

 今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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