青木正弘会員卓話:1995年8月2日
職業分類:石油製品小売  
青木商事(株) 専務取締役
新入会員卓話として

 本会に入会させていただいて2ヶ月、不勉強で何も分からず、所属している親睦委員会には大変ご迷惑をおかけしていると思います。

 先週の例会に於いて、北村会員さんよりロータリーの創設期のお話をしていただきました。当時は会員の皆さんがそれぞれ自分の利益を追求する、いわゆる、相互利益の追求が活動の原点にあったというお話しをお聞きし、私は少し安堵すると共に共感を覚えた次第です。

 ここで私の仕事の話を一寸させて頂きますが、ご承知のように私はガソリン等の販売をさせていただいています。

 私共は数十年前からガソリンスタンド(G・S)をサービススタンド(S・S)とし、お客様に認知していただこうと業界を上げて努力しています。

 実情はお客様にも、また道路地図を見ましてもG・Sとなっており、なかなかS・Sと呼んでいただけなく残念なことと思っております。

 そのS・Sは全国で5700ヵ所あり、日々営業を行っております。県内では2033ヵ所、昨年1年間で45ヵ所、増となっていますが、これは第2常磐線の先行投資という形で出ていると思われ、かなりの激戦になります。
 
 当市では40ヵ所のS・Sがあり、ガソリン消費量は1ヶ月2300klとなっています。

 売上高約3億円に対し、税金が1億6千万円で、ガソリン業は努力しても儲からないと言う窮状をお伝えし、卓話にかえます。