RI第1ゾーンARRFC 北村 仁様 2011.11.2

「未来の夢計画」
 11月はロータリー財団月間と設定されております、この機会に更なる財団への理解を深めて財団活動への参加、支援をお願いしたいと思います。

 財団と申しますと何か遠い話の様に感じられますが、決してそのようなものでは無く、私達、身近なものであります、我々の財団と捕らえて頂きたいと思います。

 R財団は1917年RI元会長のアーチ・クランフが「世界で良いことをしよう」と提唱し、26.5ドルの基金から発足致しました。
創立以来、ロータリーとR財団は車の両輪の如く活動を続け、プログラムには殆ど変更を加えることなく、大きな発展を遂げながら間もなく100年を迎えようとしております。

 特に人道的な分野における発展は目覚しいものがあります、1965年に開始されたマッチング・グラントは最初の35年間で1万件を授与されましたが、次の4年間で次の1万件が授与され大成功を収めております、その後も拡大を続け財団事務局の処理量は大変なこととなっているとの事です。
 私達の身近な例としては古河RCとBangkok Suriwong RCとの事業では45,150ドルが授与され、水海道RCもこの1部を利用させて頂き福島原発避難の人々に食料、飲料水の提供を行いました。マッチング・グラント付いての詳細例は別表をご覧ください。

 R財団は次の100年に向けて活動計画を立案するに当たり財団の使命を新たにすると共にロータリアンが多岐に亘るプロジェクトを実施する事で大きな影響をもたらし、持続可能な成果を生むことが出来るよう、効率の良い支援方法を編み出しました。これが「ロータリー財団未来の夢計画」(Future Vision Plan)です。

 財団の標語は「世界でよいことをしよう」です、1917年元会長アーチ・クランフが残した有名言葉です。

 財団の使命は「「ロータリアンが、健康を改善し、教育への支援を高め、貧困を救済する事を通じて、世界理解、親善、平和を達成できるようにする事」と採択されました。

 未来の夢計画は2013-2014年度より導入されます。

 概要は別表の通りです、先ず「ロータリー財団への寄付」についてですが、寄付の種類については大きく分けて「年次寄付と恒久基金」とに分けられます。次に「資金の支給方法」に付いて説明いたします。別表をご覧ください。

 ここで、私たちに身近な補助金についてお話をします。
新地区補助金
グローバル補助金
クラブと地区計画補助金
パッケージ・グラント
グローバル補助金には6つの重点分野があります
〔1〕 平和と紛争予防/紛争解決 〔2〕 疾病予防と治療 〔3〕 水と衛生設備 〔4〕 母子の健康
〔5〕 基本的教育と識字率向上 〔6〕 経済と地域社会の発展

 これらは、ロータリアンが世界中で取り組んでいる緊要な人道的ニーズや課題を反映したものであります。
また、財団への寄付を最大限に生かすことを目指しています、これにより、クラブと地区は、長きに亘って大きな影響を与えていくような、柔軟性のあるプロジェクトに資金を生かせることが出来ると考えられます。

 以上新しい財団のあり方、特に補助金について話を致しました、まだ理解が至ってないところがありますので、2820地区では研究チームを設立し、研究会を開いて勉強しております。

 ご静聴有難う御座いました。