水海道消防署 副署長 高梨幸雄様 2011.10.19

「地震について」
 水海道消防署の高梨と申します。
 
日頃は何かと消防行政につきましてご協力を頂いておりますことにこの場をお借りしお礼申し上げます。

 本日の講演は、3月11日 14:46 マグニチュード9 震度7 観測史上最大の巨大地震が、宮城県三陸沖で発生し、甚大な被害をもたらせたことから地震についてお話させて頂きます。

 東日本大震災が発生してからすでに七か月が経過しており、各地での悲惨な光景あるいは被害状況についは報道などを通してすでにお分かり頂いているかと思います。

 人的被害として今日現在 死者 1万5824人 行方不明者 3824人 避難者 7万1578人

 避難所や仮設住宅あるいは他県へと避難している。

 当地域は、震度6弱 人的被害 死者1名、負傷者12名(常総市4名、守谷市2名、つくばみらい市6名)

 家屋被害 全壊11棟(つくばみらい市) 火災 1件 救助 2件

 地震被害を軽減するためには、まず日頃から地震に関する正しい知識を身につけておく必要があります。

 発生してからの被害軽減は、自らの身は自分で守る「自助」。

 自分達の住んでいる町は自分達で守る、隣近所の人たちと協力しあって消火・救助・救援、そして避難所生活などは協力し助け合う「共助」特に大規模な地震では、同時多発の火災などで消防や警察などが同時に全ての現場へ向かう事が困難となる。

 「公助」治自体の機関による活動。

 今後発生が予想される大規模地震、首都直下型地震・東海・東单海・单海地震に備えるためにも、日頃から防災に関する知識を身につけて、また地域で实施される防災訓練などに積極的に参加し、災害に備えて頂きたいと思います。

 今年は、3.11の東日本大震災、そして台風12号・15号により各地において大きな被害が発生しました。被災地においては、早期の復旧復興を願うばかりです。