国際ロータリー第1ゾーンARRFC 北村 仁様 2011.5.18

青木清人カウンセラーと共に
「ARRFC会議より卓話」
 この度の東日本大震災に際しましては、当地区に対し、逸早く各方面より大変多くの義援金、援助物資をお送り頂きました。

 先ず、全国ガバナー会より1,000万円が振り込まれました。その他、川崎宮前RC、戸田RC、海外の米山記念奨学会などより義援金を、2640地区、秦野名水RC、などより支援物資が逸早く届けられました。ガバナー補佐を通して各分区の?情に応じて適正に配分を行っておりところであります。

 本日は、当地区が海外地区、クラブと行いました災害支援マッチンググラントについてご報告を致します。この他にも進行中のもの、申請中のものも数件ありますが、認定を受け実行されたもの、実行されつつあるものについてご報告致します。

 私共の地区はタイ国3350地区と長い間非常に深い友好関係にあり、過去数多くのマッチンググラントを行い、タイ国における奉仕活動に多くの実績を残してまいりました。

 そのような関係から今回の活動が逸早く立ち上がりました。先ず、プロジェクト1についてご説明致します。

 2820地区古河東RCとパツムワンRC(タイ国3350地区)との事業であります。総額は65,650ドルとなります。内訳は、パツムワンRC現金33,000ドル、DDF8,000ドル古河東RC100ドル、財団補助金24,550ドルです。食糧、飲料水の提供です。

 第2のプロジェトは古河RCとBangkok SuriwongRCの事業です。古河RC100ドル、SuriwongRC30,000ドル、財団補助金15,050ドル、総額45,150ドルの事業となりました。

 第3のプロジェクトは、石岡RCと岸和田?RCが提唱し、3350地区、5000地区、3310地区、3520地区、1790地区、9220地区内のクラブが参加し、総額72,000ドルの事業となりました。前の2つのプロジェクトの目的に加えて紙おむつ、生理用品の提供が追加されました。
これ等のマッチンググラントとは日本における最初の例とのことです。

 関東大震災の折も、世界のRCが素早く反応し、多くの義援金が送られて来て、ロータリーの素晴らしさを認識し、その後の日本のロータリー活動が大きく変わったとのことです。

 今回も日本のロータリーに世界の多くの地区、RC、またRIからの支援を頂きました。これらの基金を元に、災害に遭われた子供たちを支援したいとの事であります。

 ロータリーの素晴らしさ、ロータリー財団の存在を改めて認識し、1人でも多くのロータリアンがロータリー活動に参加して頂きたいと思います。