水海道青年会議所理事長 小林直仁様 2011.4.20

 平素、水海道青年会議所の事業についてご協力いただき、誠にありがとうございます。

 まずは、3月11日の東日本大震災におきまして、お亡くなりになられました方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。

 当青年会議所は昨年中に年間スケジュールを組んでおりましたが、今回の震災によって予定を変更し、6月までは被災地支援のための活動に変更しました。

 もともと青年会議所は、戦後の日本復興のために立ち上がった青年達によって作られた団体でした。その後、志のあるメンバーによって、まちづくりや青少年育成の事業に及び、現在に至っておりますが、今回の震災によって、今一度、青年会議所の原点に立ち返り、私達の使命を感じる時であるとも思っております。

 偶然ではありますが、本年度のスローガンは「使命感生(使命を感じて使命に生きる)」というものを付けさせていただいておりますが、まさにメンバー自らが、自分の使命というものに向き合い、自分がこの世において何が出来るのかということを、行動において示す時であると思っています。

 青年会議所は、自分の使命を感じ・考えることのできる、多くの経験を積める機会も与えてくれます。そしてそれは、自分が気付いてこなかった可能性、もしくは可能性を限定的にしてきた自分の人間的な幅を大きくしてくれる場所でもあります。

 現在は22名のメンバーで活動しておりますが、今後一人でも多くの方にメンバーになっていただき、私達と共に活動し、各々の可能性を広げることで、このまちに少しでも貢献していただけたらと思っております。本日はありがとうございました。