古河東RC会長 松井 実様 2010.4.7

 水海道ロータリークラブの皆様こんにちは。古河東ロータリークラブの松井実でございます。この度、鈴木豊雑誌委員長さんの要請により、お邪魔させていただきました。鈴木豊さんは、土地家屋調査士会入会に関しても、私の3年先輩であり、支部長職も先輩の後を受け、勤めさせていただいたことがあります。

 先輩は、様々な分野に造詣が深く、企画、実行と、素晴らしい体験をさせていただき、もっぱら感動と憧れの存在でありました。本来は、ロータリーの友委員、土浦南ロータリークラブの齊田正一さんに、お願いいただけましたらと思い、お断りいたしましたが、先輩から、役を引き受けたなら、しっかり勉強せよと諭され、このときを迎えることとなりました。

 現在、名ばかりの委員でございますので、皆様のご質問については、お答えできかねますが、5月10日にオリエンテーションが開催されますので、その折、お伺いいたしてまいりたいと思います。幸い、『ロータリーの友』についてのパワーポイントが、公開されておりますので、『ロータリーの友』について(パワーポイントの説明)を記させて、戴きます。

@ロータリーの友では、印刷媒体の『ロータリーの友』と電子媒体の『Rotary Japan』を通じて、ロータリーに関するさまざまな情報を提供しています。

A『ロータリーの友』の発行部数は、10万200部(2010年4月号)です。発行部数が一番多いときは、約14万部発行していましたが、日本の会員減少に伴い、年々発行部数は減少しています。価格は210円(本体200円 消費税10円)です。本体価格200円というのは1975年1月号からで、今日に至るまで、コストの見直し、新しい技術の導入などにより、価格を維持しています。

B1952年7月、それまで1地区だった日本の地区が2地区に分割されました。分割後もお互いの地区のクラブや会員の活動状況、意見を知りたい、共有したいという思いがあり、両地区に共有の雑誌の発行が決まりました。それが『ロータリーの友』です。創刊は、1953年1月号。最初は横組みだけでした。

C横組みと縦組みが分かれた現在のような形になったのが、1972年1月号からです。その第1号の表紙には、陣羽織の前からの写真と後ろからの写真が使われ、両面が表紙という雑誌の特徴をうまく生かしています。

D現在、横組みには、ロータリーの特別月間に関する特集、ロータリー地域雑誌(次のスライドで説明)としての公式的な記事を中心に掲載しています。縦組みは、日本のロータリアンのコミュニケーションの懸け橋となる記事を掲載しています。投稿が中心です。

E1979年7月号からの1年間の試験期間を経て、1980年7月号から、『ロータリーの友』は、国際ロータリー(RI)の公式地域雑誌になりました。

現在は、この呼び方が変わり、「ロータリー地域雑誌」と読んでいます。『THE ROTARIAN』というRI本部で編集・発行している国際ロータリーの機関誌と、31の地域雑誌を合わせて、「ROTARY WORLD MAGAZINE PRESS」と言います。(各雑誌の発行国、発行部数などは、『友』誌4月号横組みP6〜7に掲載)

F地域雑誌には守らなければならないいくつかの規則がありますが、その一つが『THE ROTARIAN』の記事で、指定されたものを翻訳して掲載しなければというものです。これらの記事を「RI指定記事」と呼んでいて、タイトルの部分にロゴマークを入れています。

G2008-09年度から、RI指定記事として「Global Outlook」が加わりました。これまでも掲載していた8月号の「ロータリーの基礎知識」に加え、11月号、2月号、5月号に挿入されています。「ポリオ撲滅」「識字率向上」など、国際ロータリーで力を入れている活動について、テーマ別に特集が組まれています。

Hロータリーの活動をロータリアンばかりではなく、ご家族の皆さまにも知ってもらいたい、そんな意図から、家族向けのページがスタートしました。『友』誌は、自宅にもち帰って、リビングルームなど、家族の目に付くところに置いてお
いてください。

I参加者が並んで写した記念撮影や集合写真は、そこに参加していない他クラブの会員が見ても興味をもつことができません。また、それでは、活動の様子を想像することも困難です。したがって、『ロータリーの友』には、そのような写真を掲載していません。投稿されるときは、活動の様子のよくわかる生き生きとした写真をお送りください。

Jあれもこれも知ってもらいたいという気持ちはわかりますが、掲載文字数が少ないので、他クラブの人が興味をもちそうなこと、他クラブの参考になりそうな事柄一つ程度に的を絞って原稿を書いてください。また、日本全国の方々が読者ですから、皆さまの街のことを知らない方も多くいます。そういった方にも理解していただけるように原稿を書いてください。活動日かわかるようにしてください。

K古くなった記事は、なかなか読んでいただけません。原稿や写真は、活動後1ヶ月以内にお送りください。 古いものは掲載していません。

L『Rotary Japan』という名前で、ホームページを開設しています。日本国内全クラブの例会一覧表が載っています。ホームページを開設しているクラブは、その例会一覧表にリンクしてありますから、メークアップの際に、事前にどのようなクラブか調べていくと、そのクラブの方々と楽しく話ができと思います。

ロータリーの最新情報や、さまざまな資料もここで提供しています。ロータリアン以外の人々に、ロータリーを知っていただくためのコーナーもあります。

Mクラブや地区で広報への関心が高まってきていますが、何か広報のために使える冊子がほしいという声にお応えして、2008年8月、広報誌『ROTARY 世界と日本』を創刊、2009年にアップデートした再版を制作しました。A5判16ページの小冊子で、1セット(10冊)で525円(本体価格500円 消費税25円)です。クラブや地区で開催する公開講座、スポーツ大会や、地域でのイベントの際にロータリアンでない人々に配ってください。

N2009年8月、「会員勧誘用」として、新しい冊子『ROTARY あなたも新しい風に』を創刊しました。奉仕活動ばかりではなく、例会や親睦などについての項目もあります。B5判12ページの小冊子で、1セット(5冊)で420円(本体価格400円 消費税20円)です。広報誌『ROTARY 世界と日本』と一緒に会員候補者または新会員にお渡しいただければ、短時間でロータリーの概要を理解してもらうことができます。

Oロータリーの中といえども、原稿や写真は著作権法などの法律で保護をされています。『ロータリーの友』『Rotary Japan』の記事を使用される場合は、必ずロータリーの友事務所にご連絡をください。また、市役所、その他のホームページから、皆さまのクラブのホームページや週報などの冊子に写真などを無断で使用することもできません。

P『ロータリーの友』『Rotary Japan』の編集は、ロータリアンやロータリークラブのすばらしい活動がなければできません。また、それらの活動についてお知らせいただかなければできません。ロータリアンと編集者が協同して、初めてすばらしい雑誌とホームページが出来上がります。より良い『ロータリーの友』のために、ご協力をお願いいたします。

 ということで、既にご覧の方も含め、再度の認識をということで、ご覧戴きました。ありがとうございました。