2820地区職業奉仕委員長 作山吉永様(高萩RC) 2007.10.24
少林寺拳法茨城高萩道院・道院長 少林寺拳法准範士6段英語塾『英語道場』主宰 経歴 1949 年 高萩市に生まれる 県立日立一高から法政大学経済学部に進学大学入学と同時に少林寺拳法部入部、四年生時主将卒業後、香川県の総本山少林寺に修行僧として入山、開祖宗道臣師に師事4年間の修行の後、1年間のアメリカ放浪の旅 1977 年 青少年育成を生涯の仕事にすることを決意し、郷里高萩に戻り少林寺茨城高萩道院を設立 1990 年より毎年1回、継続してアメリカ、カリフォルニア州のエサレン研究所(深層意識研究所)で「身体の動きと意識」についての集中講義を行っている 2004 年 単行本『可能性の種子たち・魂魄(こころ)を育てる』を出版 〈(財)日本武道館発行〉 ロータリー歴 1990. 7 月 高萩ロータリークラブ入会(職業分類:少林寺拳法道場) 1999-00-01-02 地区国際奉仕青少年交換委員長 2003-04 高萩ロータリークラブ会長 2004-05 地区新世代奉仕ライラ副委員長 2005. 5-6 月 GSEチームリーダーとして南イタリア2120 地区訪問 2005-06-07 地区職業奉仕総括委員長 地区新世代奉仕青少年育成副委員長 2007-08 地区職業奉仕委員長 |
奉仕の心は循環する 『最もよく奉仕する者、最も多く報いられる (He profits most who serves best)』 アーサー・シェルドン |
ロータリーの基本精神が「奉仕」にあることは言うまでもないでしょう。 しかし、ロータリーの言う奉仕とはどういうことでしょうか。 一般的に奉仕とは、「他人のため、あるいは社会のために役立つことをすること」と考えることができます。 その幅は広く、市民の清掃奉仕から自分を犠牲にしてでも他に尽くす人生に至るまで、形は様々です。 つまり、奉仕とは自分から他者に向けられた『善意の実践』と言うことができるでしょう。しかし、ロータリーが考える奉仕とは、それだけではないのです。 冒頭に掲げたアーサー・シェルドンのことばに拠れば、「奉仕する者は報われる」。つまり、他者に向かった善意は自分に還ってくるのです。 奉仕、すなわち善意の実践は、波紋のように社会に広がって世を潤し、それが信頼を生んで、やがて有形無形に自分の利益となって還って来ます。 社会的な奉仕を行えば、精神的な喜びや満足などの無形の利益となって還ってきます。 職業上の奉仕を行えば、やがて信用を生み、顧客や注文の増加などの実質的利益となって還って来ます。ロータリアンは、それに励まされ元気を得て、再び奉仕を行います。 こうして「奉仕の心は循環する」のです。そしていずれの場合にせよ、奉仕を先にするのです。「奉仕の心」が循環するのですから。 ロータリーの先達は、この実践原理を『奉仕の理想』と呼び、ロータリー運動の基本理念としたのです。 ロータリー独特の概念である『職業奉仕』とは、世を益する理念であるとともに「職業成功の実践原理」でもあるのです。この「自他共存の思想」こそ、私たちロータリアンの誇りとするロータリー哲学なのです。 職業上の奉仕とは、煎じ詰めると以下の二項となるでしょう。 第一に、職業とは社会に奉仕する機会であると捉え、顧客、取引相手、従業員などの利益を考えて職業活動を行うこと。(ロータリアンとしての信念の確立) 第二に、職業倫理を高めること。(四つのテスト、職業宣言の実践) |