外部卓話 (社)水海道青年会議所理事長 神達岳志様
2006年4月19日例会
思いやり溢れる“ひとづくり まちづくり 組織づくり”〜
無関心世相からの脱却を目指して〜


 このスローガンを掲げて本年度はスタートし、日々活動しております。物質的には不自由なくなり、確かに豊かになった反面、年間自殺者が5年連続3万人を超え、また、犯罪の低年齢化、凶悪化、子が親を、親が子の命を殺める事件が度々ニュースになる時代となってしまいました。

 「楽しければいい・・・私には関係ない・・・」他人に迷惑をかけても自分さえよければそれでいい・・・・・・そんな“ひと”に対して“地域”に対して、無関心、無責任な世相が蔓延している気がしてなりません。そう思い、このスローガンを掲げたしだいであります。

 本年度の組織としては、「まちづくり」と「ひとづくり」の2つに分けて活動しております。本日同席してもらっている戸塚副理事長と塚本副理事長にそれぞれ統括してもらい、まちづくり室には「地域未来創造委員会」と「未来Jaycee育成委員会」、ひとづくり室には「総務広報委員会」と「ひとづくり研修委員会」の4つの委員会に分かれており、そして、1月にスタートして今月までに4つの事業を開催してきました。

 1月には、毎年恒例である新年会例会を開催しました。一言主神社さんにて、メンバー全員で一年間の目標を書初めして、2006年度の事業成功と会員各位の目標達成をご祈祷いただき、親睦を深めました。

 2月には、ひとづくり研修委員会が担当し「素晴らしい経営の実現を目指して」〜青年経済人としてのリーダー像〜と題しまして、茨城県経営品質協議会の代表幹事であり(社)水戸青年会議所OBでもある鬼澤慎人氏をお招きし、『今の時代に必要であるリーダーが高い志を持ち、組織をまとめていくことこそ、これからの時代に求められるリーダーシップである』という本質的なことを、各メンバーが気づき実践し行動することを目標とする、リーダーシップの在り方を考える例会を開催しました。

 3月には地域未来創造委員会が担当し「自分を守る力を子どもたちに」というテーマの基、日本ガーディアン・エンジェルスのメンバーを招き、子どもたちに「犯罪や危険を察知する目∞力=v「未然に身を守る方法」を身につけてもらい、春休み、新入学を目前に控えた今、危険回避そして自分を守る力≠ニしての知識を身につけ、更にはこの事業をきっかけとし、地域の大人が力をあわせ、子ども達の安全が守られ、安心して暮らせる地域作りを目的に開催しました。

 そして、今月は、総務広報委員会が担当となり、つい先日開催されました「第6回千姫まつり」に参加し青年会議所のPRの場として、地域の方々、他団体の方々と交流を深めながら、広報活動(広報誌配布・パネル展示等)をして、多くの方々に青年会議所活動を知って頂く事を目的に例会を行いました。

 また当日は、飲食ブースとして『カレー販売』そして、未来のJCマンとの触れ合いの場所である、『こども遊び場(竹馬作り・かた抜き等々)』の設営をさせて頂きました。今月はもう一つ事業を行っており、先ほどの「千姫まつり」が終了し、引き続き懇親会を兼ね、倉持直前理事長が議長を努める「会員拡大特別会議」が「一致団結会員拡大宣言」と題して特別例会を開きました。

 青年会議所独自のディスカッション方法である「青春の居酒屋」という方式、これは各グループを一つの居酒屋とし、リーダー(親父)が他のメンバー(客)と世間話的な会話をしているかのごとく、テーマについて話を進めていく。と言うもので、これからの新しい会員拡大へと向けたスタートラインになる例会として行いました。

 そして、5月例会には、未来Jaycee育成委員会が担当となり、御協賛して頂いております、「わんぱく相撲」を開催いたします。また、5月2日には活動エリアである、つくばみらい市の「市長選挙公開討論会」が控えており、連日連夜、準備等に追われている日々であります。
 今後も、様々な事業を展開していく上で、水海道ロータリークラブの皆様には、ご協力、ご指導をして頂く事が多々あるかと思いますが、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。